ぱくとまのブログ


ふて寝しつつ前進
  • いつからインターネットはお前らのものになった?

    僕はずっと違和感を感じていた。 インターネットで正しさがまかり通っている。 「自治厨」という言葉が聞こえない。 多様性を、不干渉を許容する文化がインターネットから消えていく。 ヲチをする時は不干渉という原則が守られない。 自分にとって正しくないものをすぐに攻撃する。寄ってたかって。 YES/NOを他人に押し付けることこそが攻撃である。言い方の問題ではない。 人間が皆それを求めているなどという暴論は即座に反証できる。私はそれを求めていないからだ。 ここはインターネットである。お前の会社でも学校でもない、公共の空間である。 間違っていることはインターネットにおいて罪ではないはずでなかったか? 情報を判断する人間は受け手ではなかったか? 発信することは罪なのか? 間違いは修正されなければならないのか? 能力がないままでいてはいけないのか? 自分のやりたいようにやってはいけないのか? 何故お前に間違いを指摘する権利がある? お前に間違いを指摘する人間はいるだろうが、お前が間違いを指摘しているのはそいつではないぞ? 他人の言っていること、やっていることにいちいちケチを付けるような人間が僕はとても嫌いだ。 もう一度言うが、伝え方の問題ではない。その行為の本質としての「俺は間違いを指摘する権利がある」という思い込みが嫌いなのだ。 他人に対して何かを押し付ける権利など誰にもない。頼むから公共の空間から出ていってくれないか。 他人に積極的に干渉するような人間が僕は大嫌いだ。 自由はどこにある? かつてインターネットにあったはずの自由はどこに行った? なぜ人間は他人に干渉するのだろうか。 それが互いを不幸にするものと知っていて。 [Read More]
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  • インターネット

    この記事は、 不寛容社会とエンジニアの「正しさハラスメント」 - エモくありたい http://emokuaritai.hatenablog.jp/entry/2016/12/28/115401 の感想記事です。 「完璧」を求められる世界がある。 セキュリティ業界や、組込みソフトウェア業界、銀行などのシステムがそうだ。 「完成」が求められる世界がある。 Web業界、ゲーム業界、趣味・業務用ソフトウェア業界がそうだ。 二つの世界では、別々の原理で動き、思想も大きく異なる。 前者の世界では、枯れた技術、信頼性の高いシステム、シンプルなインターフェースが求められる。 後者の世界では、新しい技術、先進的なシステム、綺麗で使いやすいインターフェースが求められる。 今までは、二つの世界は分かれていた。 私見ではあるが、前者の世界は企業の中で、後者の世界はコミュニティの中で形作られてきたものではないだろうか。 ところが、ここ数年で二つの世界の一部が大きく混ざり合い始めた。 ただの情報公開の場であったWebが様々な個人情報を相互にやり取りするシステムとなり、セキュリティが大きく求められるようになった。 Raspberry PiやArduinoなどの個人用組み込み開発環境が発展し、IoTという流れに乗って畑違いの人間が大量に組込みソフトウェア開発に乗り出した。 そこで起こったのが二つの世界の思想の衝突だ。 セキュリティ的にリスキーなウェブサイトが大量に「完成」し、Linuxの動きすら分からない人間たちが「完成」させた組み込み製品が同人的に販売される。 それにセキュリティ技術者や組み込み技術者がそれは「完璧」でない、「完璧」なものを作るのにはこうしろ、危険だからやめろと口を出す。 当然、俺達が「完成」させたものに文句を言うな、と反論が出る。 互いの主張は平行線だ。 今までやってきたことを否定されているのだから仕方がない。 ここまで書いたけど僕は解決方法が分かりません。 とにかく僕はセキュリティ技術者が嫌いです。 口出してくるな。俺は勝手にやってるんだ。 そういうことを主張してみたかった。 以上 [Read More]
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