ぱくとまのブログ


ふて寝しつつ前進
  • クラウドとバックアップのすゝめ

    この投稿は、苫小牧高専アドベントカレンダー2017 13日目の記事です。 はじめに データ、飛ばしてますか? はじめましての方ははじめまして。情報工学科5年 ぱくとまです。 思えば、貴重なデータを失ってばかりの5年間でした。 2年生の頃にHDDを誤フォーマットして1.1TBのデータ(アニメ録画等)を飛ばしたのに始まり、 自作プログラムのソースコード、高専プロコンのソースコード、ETロボコンのソースコード、 仮想マシンのハードディスク、ゲームのセーブデータ、DL購入したゲームの本体データ、 来週が提出の課題のデータ、数週間かけて書いたレポート、実験で取ったグラフのスクショ、 昔レンタルしたアルバムの音源データ、などなどなどなど……。 今日もまた、卒業研究に使っていた仮想マシンとバイトで使っていた自作開発環境をロストしました。 そんな5年間でしたが、それでも成長したことがあります。 例えば、卒業研究で使用していたソースコードは残っています。 卒業研究の資料も丸々残っています。 音楽データも残っています。 なぜか。 すべてクラウドストレージ上で管理していたからです。 現在使っているクラウドストレージサービス 小さなデータ: ownCloud 大きなデータ: minio 音楽データ: Google Play Music ソースコードや設定ファイル: BitBucket, Gogs ownCloud オープンソースのプライベートクラウドストレージサービス。 つまり、自分の持っているサーバーをクラウドストレージに出来る、というサービス。 Windows,Mac,Linux,Android,iPhone用のアプリも存在し、Dropboxなどのように使える。 一番の利点は、自分のサーバーを使えるため、事実上無限の容量を持てる点。 普段は(同期型なので容量を食うため)2GB程度しか入れていませんが、ファイル転送などのために10GBくらいのTSファイルを入れたりしても楽々です。 minio オープンソースのプライベートオブジェクトストレージ。 Amazon S3のクローンであり、本来はWebアプリケーションなどのファイル置き場として使うもの。 しかし、使いやすいWeb UIが付いていて、速度も出て、同期型じゃない(重要)ため、大きなファイル置き場として使っています。 結構オススメではあるんですが、どうにもな部分も色々あり(階層型じゃないとか)、置き換えたいなあとも思っています。おすすめください。 Google Play Music Google様にすべてを委ねることができる音楽配信サービス。 なんと、5万曲も入れることが出来る。無料で。 我々には意味がわからないが、使わない手はない。... [Read More]
  • 文章

    頭のいい文章が書きたい。 僕にとって頭のいい文章というものは、メタファーの使い方だとか、風景の描写の上手さだとか、そういったものなのだと思う。 また、適切な引用や、既存の知識をベースにした発言など、そういうのが上手だと頭のいい文章だなと思う。 じゃあそれらを可能にしている要素とは何かというと、おそらく語彙量なのだと思う。あるいは知識量。 知らなくても良いことを知っている、それが文章の質を上げている。 知っているだけではなく、使えることこそが重要なのかもしれない。 ああいう文章を書く人間は、普段何かを考える時に誰かの発言や適切な比喩などが自然と割り当たるのだろうか? 考えた文章に対して自動的に適切な引用や比喩を追加してくれるタスクランナーが欲しい。 こういうことを考える時にはいつも野崎まどさんのknowという小説を思い出すのだが、「調べる」と「知っている」の溝は検索エンジンが一般化した現在でも未だに深い。 調べるということは、想像することとつながっていると思う。 想像できないことは調べられない。そもそも調べるという行動に移ることが出来ないからだ。 博識という意味での知性は、やはり意味をなくしていない。 以前よりずっと早く、知識は知識を呼ぶ。人類の進化とともに、知識の差はさらに広がっていくのかもしれない。 知っていること、使えることの強みは、文章に出るのかもしれない。 少なくとも、僕の求めている頭のいい文章は、そういうものなのだと思う。 [Read More]
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