そんな喋ることもないんだよね

饒舌かどうかと話題が尽きないかどうかというのは、案外関連性がないかもしれないと思う。

饒舌な人の話を聞いてると、結構話題がループしたり、一つの話題に対して延々と自分の思ったことを言っていたりするだけのこともある。
僕はお酒が入ると饒舌になるタイプなのだけど、それはもうものすごい頻度で話題がループするようになる。

たくさん喋るということと話が面白いことは違うということは分かりつつも、それほど面白くない話でもノンストップでしてくれたほうがありがたい関係性というのはありうる。
例えば、初対面の人と30分一緒にいるだとか。そういったときに、饒舌であることはプラスになりうるのかもしれない。

反対に、無口であると良い面というのは、正直なところあまりない気がする。無口であると良い面、というときに挙げられるメリットというのは、例えば無口な人は口に出さない分、内的な思索が深いだとか、そういった何か別の要素が暗に期待されていることしかないように思う。
本当に無口なだけで良い面、なんだろう?

特にオチはないのだけれど、あえてオチを付けるとすると、酒を飲むと饒舌になるタイプの人は酒を飲んだほうが社交性としてはいくらかマシになるのかもしれないね、という話だった。
いや、実はそう思い込んでいるだけなのかも。

まあ、世間では色々あって、誰かとお酒を飲むなんてことはもうずっとないのかもしれないというのも確かなのだけど。

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